リーダーが自分の気持ちを我慢してもいいことはない

りょうすけ写真

人は経験や年齢を重ねていくと、自然にポジションや立場が変わっていきます

今まで自分のことだけ考えていれば良かったのが、人のことを考えることが必要になってきます。

例えば、子供が生まれて親になる時。

今までは、自分がどうしていきたいか、自分のことだけ考えていれば良かったのが、子供の未来まで考えるようになります。

自分の選択や振る舞い方次第で、子供の運命や未来は大きく変わります。
それだけ、年齢を重ねると他者に対する影響力が増していきます。仕事で言えば、上司になっていくことかもしれません。自分がしてきたことを、他のメンバーに伝えていったり、導いていく必要がでてきます。

ある意味では、人は誰もが経験や年齢を重ねていくとリーダーになっていくと言えます。

どの分野でも、どの環境にいても、それを避けることはできないのかもしれません。

僕自身も親になってみて、それをすごく感じます。

子供には何をしてもらってもいいと思いながら、自分が食べさせるもの、行く場所によって子供の人生は大きく変わります。子供にはその選択肢が親に比べると圧倒的に少ないわけです。

こうやって、僕たち人間は、生まれてから、親や目上の人の導きによって、選択が影響され、大人になるにつれて、自分自身で選択できることが増えてきて、

そしてさらに大人になるにつれて、自分の選択が、周りの人に大きな影響を与えるようになってくるわけです。

 

実は、このリーダーというものになるのが、とてもやっかいなのです

なぜなら、世間一般で言われている「リーダー像」みたいなのをみんな持っていて、

「リーダーとはこうあるべき」「リーダーだったらこれができないと」という風な、思い込みや固定観念をいっぱいもっています。このリーダーという言葉を、

「親」「上司」「経営者」と、違う言葉に変えても一緒です。

そして、この思い込みというのが、他者が思ってるだけじゃなくて、自分自身の中でもそうなってしまいがちなのです。それによって、こうあるべき、に縛られて、知らず知らずのうちに自分を抑えてしまったり、我慢してしまったりします。

本当は、自分も不安や疲れがあるのに、「リーダー(◯◯)だからこうしなきゃ」といって、自分の内側にある気持ちをないことにしてしまうのです。

それを下手したら美徳と感じてしまい、「他の人のために、自分の気持ちを我慢している俺はカッコいい」なんて思ってしまったりするわけです。でも、それって本当に健全なんでしょうか?と思うわけです。

自分の気持ちを我慢してるリーダーは病院通いしてる人と一緒

例えば、病院に行く患者さんがいるとします。その人はいつも調子が悪くなると、病院に行って薬をもらいます。そして、少しの間、体が動くようになって、でもまた調子が悪くなると薬をもらいに病院にいきます。

 

この人は何をしているかというと、自分の調子が悪い原因をちゃんと見ようとせず、その場しのぎの対処療法で、薬でなんとかごまかしているのです。薬を処方してもらうことが悪いわけではありません。でも、薬は自分自身の免疫力を上げてくれたり根本的な解決にはならないので、結局いつまでたっても、その病や調子の悪い原因に振り回されたりするのです。

 

リーダーが自分の気持ちを抑えて我慢してしまうのは、これに似ています。


本当は怒りを感じているのに、ないことにしてしまったり、本当は悲しいのに、ないことにしてしまったりすることが、リーダーはとても多いのです。それを、目的や、大義名分とかでごまかして、モチベーションを奮起してやるんですが、やっていることは薬をつけて一時的に対処しているのと変わりません。

そして、面白いことに、リーダーが自分の気持ちを我慢していても、それは実は外に漏れているのです。自分が我慢していることを”より”感じさせる為に、周りが自分の感情を刺激するようなことをしてきます。怒りを我慢していたら、怒らせるようなことを、周りの人がしてくるのです。そうして、「本当は自分の中に怒りがあるんでしょ?」ということを教えてくれるような出来事がわんさかしてくるわけです。それを無視すると、もっとわかりやすいやっかいな出来事が起きてきたりします。

だから、自分の気持ちを我慢して抑えるというのは、その場はなんとかなるんですが、長い目で見ると自分にとっても周りにとっても効果的ではなかったりするのです。

自分の内側にあることを観れるようにする

じゃあどうしたらいいかというと、ちゃんと自分の内側でどんな感情が起きているのか、というのを「観る」ことが大事です。病気もそうで、その原因をちゃんと真正面から見たときに、自然に回復に向かっていくのです。慣れていくと、自分自身で自分の気持ちを見ることができるようになりますが、最初はやっぱり「観れる」人に観てもらうことが重要です。感情の見方を間違えてしまうと、違った対処法をとったりするようになるからです。

病気に対してお医者さんがいるように、これからは感情や感覚に対して、

観れる人がどんどん必要になってくるでしょう。そして、その一つのゴールは、

みんな一人一人が自分で自分のことを「観れる」ようになっていくことだと思うんです。あくまで、お医者さんのような第三者は、何かあったときの専門家で、常に必要かというとそうではないのです。健康も心や感情のことも私たち一人一人が自立していくことが大事だと思うのです。

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PROFILEこの記事を書いた人

げんきくん(宮田亮介)
  • 株式会社GENKI代表取締役 / GENKI Artist。 1988年1月1日生まれ。神戸市在住。一児の父。 「人と地球を元氣にする」をテーマに、コンサルティング、ワークショップ、アーティスト活動を行う。Sound Soulsやメンタルモデルなどの手法をベースに、「思考と感情と魂の一致感」を出すことで、個人や組織が変革していくサポートをする。またGENKI Artistとして、人や場所の”エネルギー”を表現し、解放する活動も行う。